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空港からの抜け道(?)
管理人がときどき使う(かもしれない←ちょっと弱気^^;)あるいはあまり定番ではない(かもしれない)空港からの(空港への)ちょっと抜け道的なアクセス方法を集めてみました。
なるべく支出を抑えたい「青春18きっぷ」ツアラーのみなさまにもおすすめいたします。お金がなくてお時間があれば(?)お役立てください。
また、みなさまからの情報もお待ちしております。
- 羽田空港 HND
定番は浜松町とを結ぶ東京モノレール(470円)ですが、浜松町へ行くのと同じ程度の時間で品川へ行ける京浜急行(400円)が便利です。
回数券のばら売り金券ショップ価格ではモノレールは450円〜460円・京浜急行は380円が一般的なようです。本数はモノレールの約半分の10分に1本程度しかありませんが、
昼間時間帯には本数は少ないですが快速特急(京急蒲田・品川の順に停車)があり、圧倒的な速さで品川まで行くことができます。
山手線で渋谷・新宿方面へ行く場合にはJRの運賃・時間も浜松町からではなく品川からで済むわけですから費用も時間も節約できて便利だと思います。
また東京・秋葉原・上野方面へ行く場合でも品川なら京浜東北線の快速や東海道本線・横須賀線も停車するので便利です。
穴としては京浜急行で京急蒲田(330円)まで行って、蒲田でJRに乗り換える(徒歩10分)方法や、京急バスの路線バスで羽田空港からJR蒲田駅
(270円・共通バスカード使用可・所要30分・毎時4本程度)やJR大森駅(270円・共通バスカード使用可・所要50分・毎時2本程度)へ抜けるという方法もあります。
路線バスはJR以外の支出をなるべく抑えたい「青春18きっぷ」ツアラー(略して「18きっぱー」)にもおすすめです。
なお、静岡・名古屋方面への「18きっぱー」には川崎・横浜への空港連絡バスという方法もありますし、京浜急行も川崎・横浜方面へ直通するようになりました。
- 伊丹空港 ITM
新大阪駅・大阪駅・なんば駅・天王寺方面に大阪空港交通(OKK=通称「おけけバス」?)などのリムジンバスがうじゃうじゃいます。
乗り換えなしで行けるというのは大きなメリットですが、安さを求めるならモノレールでしょう。
阪急蛍池駅まで所要3分で、そこから阪急宝塚線で梅田へ行くこともできます。安くてしかもモノレールにも乗ってみたいという好奇心も満たすことができます。
JRへ乗り継ぎたい「18きっぱー」には伊丹駅ゆき(200円)・川西池田駅ゆき・宝塚駅ゆきのバスも支出を少なくできてよいと思います。
大阪方面へのアクセスなら新大阪駅(南口)ゆきのリムジンバス(490円・所要30分・毎時2〜4本)がありますが、阪急バスの路線バスで新大阪駅(北口)ゆき(270円・所要50分・昼間時間帯のみ毎時1本)などもあります(時刻はB5版時刻表にも載っています)。機会があればお試しください。
- 関西空港 KIX
JR・南海・リムジンバスの3つの交通手段がメジャーですが安いのは南海の「空港急行」です。天下茶屋・新今宮・なんばまでいずれも890円です。
(さらに安いのはなんばOCATゆきのバスで880円と南海よりも10円安いです(^^)。)
南海の「空港急行」の車両は特別仕様ではなく必ずしも新しい車両ではありません(色だけ塗り替えた古い車両が多いと思います)。
JRの「関空快速」は天王寺まで1,030円と南海に比べると割高に思えますが「18きっぱー」なら迷わずこちらでしょう^^;。
車両は本来は「関空快速」用に製造された1+2列の3列座席の223系です。(現在は東海道本線・山陽本線にも2+2列の4列座席の223系が新快速として使用されています。)
気合いを入れるなら南海の「ラピート」がおすすめです。特急料金510円はスピードの割には納得できないですが全席指定で、
さすがに空港急行よりも速くて快適です。乗車券+特急券で1,400円ですが、金券ショップでは1,300円程度で回数券がバラ売りされています。
さらにプラス200円のスーパーシートはこの金額なら出してもいいかな?と思わせる値段設定です。(以前はスーパーシートに乗れば缶のウーロン茶が取り放題
(?)だったので200円のモトをとるのも難しくありませんでした(こらこら)。)
JRの大阪環状線に乗り換える場合は新今宮駅で乗り換えると便利です。JRの特急「はるか」は天王寺までならお買い得感がまるでないように思えます。
新大阪か京都で新幹線と乗り継いで乗継割引が適用すると少しは乗ってもいいかな?と思えそうです。
- 新千歳空港 CTS
定番中の定番とされるのはJR(札幌まで1,040円・所要36分)でしょう。快速は停車しませんが札幌駅の1駅手前の苗穂駅までだと安かったりします。
これってくやしくないですか(^^)? ちょうどその間で45kmを超えて、運賃が上がってしまうのです。(そんなことは「18きっぱー」ならお構いなしですが^^;。)
地下鉄に乗り換えることが前提なら北海道中央バス・北都交通が便利です。
大谷地・麻生・福住・宮の沢・真駒内・円山公園などへ行くバスがあります(大谷地へは710円・その他は820円)。
さらにバスのいいところは有効期限の制限のない4枚綴りの回数券(2,920円・1枚あたり730円)があること。北海道中央バス・北都交通いずれも共通で使え、
2人で往復ならすぐに使い切れてしまいます。また、バス車内での購入はできません(窓口のみの発売=乗せてしまえばこっちのものという作戦か?)が、
820円区間往復分と北海道中央バスの札幌市内線230円(まで)区間の券が2枚で1,640円という「空港割引きっぷ」もお得です。
(最近710円区間往復分+200円区間の券2枚セットの「空港割引きっぷ」も登場したようです。)
その他、苫小牧・登別・室蘭方面などにもバスがあります。この方面はJRだと南千歳駅で乗り換えなければなりませんし、
まともに乗車券と特急券を買うとやけに高いのでバスのほうが便利でしょう。
- 丘珠空港 OKD
メジャーな交通手段は航空機の時刻に合わせて運転の北都交通のバスでしょうか。地下鉄栄町駅・麻生駅を経由して札幌駅前の全日空支店前まで乗ると300円です。
が、一般の路線バスである北海道中央バスなら札幌の都心まででも200円です。航空機の時間とは連動していませんが、
地下鉄栄町駅・札幌駅前経由中央バス札幌ターミナル(地下鉄大通駅から徒歩5分)ゆきが毎時1本、地下鉄栄町駅経由麻生駅ゆきが毎時1〜2本あります。
なお、北海道中央バス(札幌市内線に限る)は札幌市営交通などと共通で使えるプリペイドカード「ウイズユーカード」も使えます。1,000円のカードでも1,100円使えてお得です。
地下鉄栄町駅・地下鉄麻生駅で地下鉄に乗り継ぐと乗継割引も適用されます。
- 女満別空港 MMB
一般的には北見駅(800円)または網走駅(700円)からのバスです。番外として美幌駅からも何本かあります。空港からの抜け道は徒歩20〜25分のJR西女満別駅です。
本当に何もない駅ですがコツを理解すると使い勝手のいい方法かも知れません。
- 名古屋空港 NGO
定番は名古屋駅あたりからバスですが、「18きっぱー」ならJR中央本線の勝川駅から名鉄の路線バスがおすすめです。
20分間隔と本数もそれなりにありますし、所要時間も20分ほどで運賃も320円とリーズナブルです。勝川には快速電車も停車します。
- 福岡空港 FUK
地下鉄で5分で博多駅、10分で天神という使う側には好立地な福岡空港ですが、高い地下鉄で一度博多や天神まで出なくても
福岡空港と各都市を結ぶ高速バスがあります。しかも西鉄の鉄道・バスと福岡市営地下鉄が共通で使える「よかネットカード」が3,000円(200円おまけ)
・5,000円(500円おまけ)の2種類あり、何回かあるいは何人かで使うのなら「よかネットカード」はとても便利でお得です。
西鉄バス専用の「バスカード」ならもうすこしおまけが大きくてお得率がアップします。
- 仙台空港 SDJ
現在のところ空港アクセスのための鉄道の建設中ですがしばらくはバスでのアクセスです。一般的なのはJR仙台駅から仙台東部道路を経由する仙台市営の
「特急エアポートリムジン」でしょう。仙台駅から910円です。一番おすすめはなのは館腰駅から宮城交通の「エアポートリレー号」利用です。所要時間12分で310円です。
このバスを利用すると仙台駅から540円(310円+JR230円)と安く行けます。所要時間も30分ほどです。ただしバスの本数が限られているので要確認です。
一番安く仙台駅へ行きたい18きっぱーへのおすすめは岩沼駅からの岩沼市民バスです。200円で所要時間は20分ほどです。ただし本数は1日7〜8本です。