ツーリスト向け情報
- 手配方法
- ブータンはパスポートを持って飛行機に乗って入国すれば好きに旅行できる国・・・ではありません。
- ブータン国内の旅行会社による手配が原則です(日本の旅行会社を通して手配することも可能です)。公定料金は200ドル/泊が基本で、
シーズン・人数・日数などによって割引や割り増しがあります。また、学割もあります。以下、おもな割引・割り増しを列挙します。
- オフシーズン(1,2,6,7,8,12月): 165ドル/泊
- 1人の場合: 40ドル/泊割り増し
- 2人の場合: 30ドル/泊割り増し
- この公定料金には宿泊・食事・移動などが含まれます。
- ウェブサイトを公開しているブータンの旅行会社も数多くあります。メールでの相談なども可能なことが多いです。(基本的には英語ですが日本語でできるところもあります。)
- 詳しくは「地球の歩き方」などをご覧ください。(ありゃ?)
- 入出国方法
- パロ国際空港を利用することが一般的です。バンコク・カルカッタ・ヤンゴン・ダッカ・デリー・カトマンドゥからのフライトがあります。
いずれも毎日運行ではありません。(2003年9月現在)
- 日本との直行便はありません。日本からの場合、バンコクで乗り継ぐことが一般的です。
- 就航航空会社は DRUK AIR のみです。詳しくはこちらをご覧ください。
- ツェチュ(お祭り)シーズンには特に混み合います。ご予約はお早めに。
- 片道をプンツォリン(ティンプーから南へ172km)からの入国または出国とすることもできます。(プンツォリンからインドのバグドグラ空港まで車で4時間、
カルカッタ空港まで車で17時間です。)
- 気候
- 日本のそれとそれほど大きなちがいはありません。日差しは強いなあ、冬の日陰は寒いなあ、暖房がんがんしなくっちゃなあ、そんな感じです。
- と、書きましたが、これはティンプーやパロあたりの場合です。地域によってかなりちがいます。
- 両替
- ブータンの通貨単位はニュルタム(あるいはヌルタム)(Ngultrum)です。Nu.と表記されます。1ドル=Nu.46くらい、100円=Nu.39くらい(2003年9月現在)です。
- 日本円・USドルともにニュルタムへの両替が可能です。両替は銀行やホテルでできますが、銀行のほうがレートがいいです。
銀行ではTCからの両替(ほんの少しレートがいい)も可能ですが1%の手数料を取られます。よって、損得だけを考えると現金をおすすめします。
- 以前は日本円からの両替は有利とは言えませんでしたが最近はそうでもないようです。
ティンプーの銀行で両替することを前提とするならわざわざドルに両替する必要はないと思います。
- 交通
- 移動は旅行会社が用意した車で行います。(バスやタクシーに乗りたい!と言えば乗せてくれるとは思いますが。) 車の費用(運転手・ガソリン代も含む)
は公定料金に含まれています。空港まで迎えに来てくれます。
- 最低限の休憩時間だけを考慮した場合でも移動できる距離は1時間に30kmが限度と思います。
- モデルプラン?
- 日数が少なければ(1週間前後)ならティンプー・パロに加えて、プナカやウォンディ(ティンプーから約80km・3時間)まででしょう。
- その先トンサ(ティンプーから200km・7時間)まで行くくらいならもう少しがんばって?ブムタン(ティンプーから270km・9.5時間)まで。
片道の移動だけで1日かかってしまいます。
- さらに東へ行くならタシガン(ティンプーから560km・9.5時間+10時間)が拠点となるでしょう。でも、日数が短いと移動するだけでお腹いっぱいになってしまうかも。
- 現在のところツーリストはサンドロップジョンカからの出国はできません。なので、来た道を戻るしかありません。
- トレッキングコースではティンプーやパロから行きやすく、日数も手頃なドゥルックパス(3泊4日)やジョモラリ(6泊7日)が人気のようです。
個人的にはジョモラリ〜リンシ(8泊9日)、ジョモラリ〜リンシ〜ラヤ(約2週間)あたりに行ってみたいなあと思っています。<思っているだけで実現しないかも。
- ・・・ってここにいろいろ書くより「地球の歩き方」を一通り読んでいただいたほうがよさげな予感。