任国でインターネットに接続するには
- モジュラージャックの問題
- モジュラージャックの形状も異なる場合が多いです。任国のモジュラージャックの形状に合った変換アダプタを用意することで解決します。
- ただし国によっては極性(流れている電気の極)が日本のそれと異なる場合があり、これに気づかずに接続するとモデムやパソコンを壊す可能性があります。
極性はモデムセイバーで確認できます。モデムセイバーには極性を反転させる機能もあります。
- 変換アダプタは1,000円前後から、モデムセイバーは3,000円前後からあります。
- モデムの問題
- 一般に日本で購入したモデム(パソコンに内蔵されているモデムも含みます)は日本国内でしか使えないことになっています。
これは電話回線に接続する機器はその国から認定を得ることが必要となっているためです。ただし、一部のメーカーのモデムは海外で認定を取得している場合もあります。
任国の認定を取得しているモデムを使用することが望ましいことは言うまでもありません。
- 国にもよりますがJOCVで派遣される対象となる国で認定を取得しているモデムはあまりないようですが、
モデムの規格自体は統一されており実際には問題なく使える場合が多いようです。ただし違法行為となる可能性があること、
また、場合によっては接続がうまくいかないこともあることは認識しておく必要があります。
- POPメールとWEBメール
メールを使うために任国へパソコンを持参される方も多いと思います。メールサービスをメールの送受信の方法で分類すると以下の2種類となります。
それぞれの特性を理解し、自分に合ったメールを選択あるいは使い分けてください。
- POPメール
- メーラーと呼ばれる電子メールソフトで取り扱うことのできるメールサービスです。
電子メールソフトにユーザーIDとパスワードを登録しておき、その電子メールソフトが自分宛に届いているメールの受信やメールの送信を行います。
- ほとんどのプロバイダ(MSNやAOLを除く)で加入時に付与されるメールアドレスはPOPメールのものです。
- 電子メールソフトとしては Outlook Express や PostPet が有名です。
- インターネットへ接続するのは受信や送信のときだけでもいいのでインターネットへの接続時間は短くなり、その点ではWEBメールよりも便利です。
また、メールは自分のパソコンに保存されますのでインターネットに接続しなくても過去のメールを読む、そのデータを活用するなどといったことが可能です。
- WEBメール
- ブラウザで取り扱うことのできるメールサービスです。
- Yahoo!JapanやHotmailが有名です。
- 受信したメールの内容確認やメールの送信はブラウザで所定の表示を表示し、そこでユーザーIDとパスワードを入力することで行うことができます。
- 他の方のパソコンやインターネットカフェでもメールを取り扱うことができます。
- 基本的にはインターネットに接続したままの状態でメールの内容確認・送信メールの作成、メールの送信を行うことになりますのでインターネットへの接続時間が長くなり、
そのコストがかかることが欠点です。
- プロバイダによってはPOPメールとしてもWEBメールとしても使えるメールアドレスを付与するところもあります。
- 参考のURL
- 海外通信の情報満載のサイト ◆ コンセントやモジュラーの情報も豊富です。
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