松本&長野への旅行献血
週末外泊を使って東京や名古屋まで遠征するのも素敵ですが(1度も週末外泊を使わなかった自分としては惜しいことをしたとかなり反省)、
長野県内にも血液センター・献血ルームがあります。献血の受付をしている血液センターは長野と諏訪に、そして松本に献血ルームがあります。
献血好きの自分としては駒ヶ根での訓練中にも献血に行かないわけには行きません。そんなわけでもちろん行ってきました松本献血ルーム&長野県赤十字血液センター。
もちろん献血がメインで観光はおまけです(<おい)。
- 予防接種と献血との関係
ご存じの方も多いかと思いますが、予防接種を受けた後しばらくは献血できない期間があります。詳しくは血液センター・献血ルームで聞くと、
きっと「問診マニュアル」で調べてくれます。訓練所で受ける予防接種の大半は接種後24時間以上経過していればで献血できますが、
中にはそうでないものもあります(例えばポリオは4週間)。あと「血清」ではなく「予防接種」ですので注意しましょう。
予防接種をお見舞いされる前に献血をしに行ってその時に調べておくと素敵です。訓練所でお見舞いされる予防接種はA型肝炎・B型肝炎・狂犬病・ポリオ・破傷風(以上は全員)・
日本脳炎(アジア圏のみ)・黄熱病(中南米とアフリカのみ)です。
なお、帰国後の献血ですがマラリア流行地域と指定されている地域に居住後は帰国後3年間献血できないそうです。(旅行後は1年間だそうです。)
ブータンの中でもティンプーは流行地域じゃないぞぉ、流行地域の指定の解除を強く強く希望します(^^;。(南部だけなのに・・・。)
- 長野県内の血液センター・献血ルーム
献血の受付をしている固定施設は長野と諏訪の血液センターと松本の献血ルームです。最寄りはおそらく諏訪の血液センターと思われますが日曜日は休みですので、
行くのは難しいでしょう。ここでは松本献血ルーム(松本市)と長野県赤十字血液センター(長野市)について触れます。
連絡先などは「けんけつ・どっと・こむ」などに一覧がございます。
- 松本献血ルーム
JR松本駅から徒歩5分です。松本城側の出口を出てメインストリートの1本左側にあるそれなりに大きな通りに面したビルの中にあります。近くに小さな郵便局もあり、
また看板も出ています。駒ヶ根からなら高速バス(駒ヶ根IC)で65分・1,090円(だったか?自信なし)(往復割引あり)またはJR(駒ヶ根駅)から約2時間・1,110円です。
高速バスは便数が少なく、予約制です。また、往復割引乗車券はバス車内では購入できませんので購入のためにターミナルまで出向く必要があります。
JRだとおおむね1時間に1本程度ですが岡谷(または辰野と塩尻)で乗り換える必要があり、遠回りをする分時間もかかります。献血ついでに松本城と博物館
(共通券520円)へ行くのがおしゃれです。自分は駒ヶ根訓練所での最初の日曜日、09/09に行きました。
成分献血目当て(?)でしたのでもちろん前日に電話をして予約を入れさせていただきました。
当日は日曜日にも関わらず07:00という早起き(<さすがに06:15はちょっと・・・。)
朝食後に駒ヶ根ICから松本までの高速バスの予約を試みましたが満席とのことでした(<たいていのバスは空いているという北海道の感覚ではいけないようです)。
結局、高速バスよりも遅くて高いJRで松本まで行くことにしました。駒ヶ根駅までは自転車で駒ヶ根駅まで一気に下って、1,110円の乗車券を購入します。
乗った列車は岡谷ゆきでしたが、岡谷で乗り継ぐ長野ゆきも、岡谷まで行かずに辰野で塩尻ゆきに乗り換えて塩尻に乗り継ぐ長野ゆきも同じ列車になるようなので
辰野・塩尻乗り換えで松本まで行きました。
松本献血ルームはJR松本駅からまっすぐたどり着ければせいぜい5分ほどの場所にありますが、何も予習をしていかなかったので15分ほどかかってしまいました。
「ご旅行ですか?」「駒ヶ根に協力隊の派遣前訓練受けてます。予防接種の前に献血しに来ました。」なんて話をしつつ問診、そして血漿成分献血をしました。
そのついでに問診医の方に予防接種のことを聞いておきました。破傷風の予防接種の後は3か月献血できないとのこと、これが日本でのひとまず最後の献血かぁ・・・
と感傷にひたり(<正しくは破傷風の「血清」の場合は3か月)、献血ルームにあったパンとジュースで昼食とし(<こらこら)ました。
その後、もちろんというかやはりというか松本城へ行きました。松本城と民俗博物館の共通券で520円でしたが時間の都合で松本城だけとなってしまいました(<もったいない^^;)。
大阪城のような鉄筋コンクリートでエレベータもあるようなインチキな城ではなく本格的な城でした。ちょっと混んでいたので急勾配の階段などでは大変でしたが^^;。
帰りもJRで今度は岡谷乗り継ぎで駒ヶ根まで戻りました(<経路は違っても行きと同じ1,110円でした)。岡谷で乗り過ごしそうになるところでしたが無事に乗り換えて駒ヶ根着、
駒ヶ根駅からはなんとか立たずに自転車で坂を訓練所まで登ること25分、まさに行きはよいよい・・・でした。
- 長野県赤十字血液センター
JR長野駅から徒歩20分くらいですが、駒ヶ根からなら高速バス(駒ヶ根IC)で145分・1,530円(だったか?自信なし)(往復割引あり)がおすすめします。
行きは県庁までバスに乗ると血液センターの看板のあるところを通りますのでチェックが容易です。1〜2時間に1本程度の便数でこちらも予約制です。
往復割引乗車券はバス車内では購入できませんので購入のためにターミナルまで出向く必要があります。JRは不便または高いのでおすすめしません。
献血ついでに善光寺へ行くのがおしゃれでしょう。自分は駒ヶ根訓練所での最後の日曜日、11/18に行きました。
特別行事で東京に行ったときに東京都庁での休憩時間に都庁献血ルームの職員の方に聞いたところ、破傷風の予防接種の後は24時間経過すれば献血できるそうで、
もっと献血できたことが判明しました。ここで献血に行っておけば日本出発前にもう1回献血できる!そんなわけで11/18に行ってきました。
今回も成分献血目当て(?)でしたので事前に予約(ということになっていました)を入れさせていただきました。
前日にカメラのキタムラに出しておいたプリントをこの日に受け取りたかったために15:00には駒ヶ根に戻っておきたい、そこから逆算すると駒ヶ根IC発
07:25の始発の長野ゆき高速バスに乗らなければならないことが判明しました。そんなわけで06:00に起きて、06:30に全体日直室で自転車を借りていざ出発です。
この日が唯一訓練所で朝食を食べなかった日です^^;。
朝日のおかげで赤くも見える千畳敷を見ながら一旦駒ヶ根バスターミナルまで下って往復割引乗車券(2,870円)を購入しました。割引乗車券は車内では買えないのです。
そこから今度はベルシャインの前を通って駒ヶ根ICへ自転車で登ります。時刻は07:10でした。
赤く見える千畳敷
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ベルシャイン駒ヶ根店
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07:25発のバスは少々遅れて到着しました。もう乗り慣れた伊那バスの車両です。初めての風景の連続で寝ることよりも外の景色を眺めることを優先しました。
途中の休憩ポイント、梓川SAからの景色はなかなかヨイ!でしたが雲が多くて残念でした。定刻の09:35ごろにに長野県庁に到着しました。
1つ手前のバス停で降りたほうが血液センターには近かったようです。看護婦さんとJOCV関係のことを話しながら血漿成分献血をしました。
善光寺への参道
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善光寺の門
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11:30に血液センターを出て善光寺へ移動しました。七五三シーズンのせいか(?)、なかなかの人出でした。
こんな時期に駒ヶ根から献血のついでに善光寺まで出てきている自分って一体・・・。せっかくなので「血液型おみくじ」を引いてみました。
結果ははっきり言って悔しいですが的中していました。
善光寺の本殿
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善光寺郵便局
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境内を往復して血液センターの看護婦さんおすすめの饅頭を昼食用に購入(<そばを食べる時間がなさそう)して、帰りは長野駅末広町から高速バス(信南バスの車両)
に乗って駒ヶ根ICまで戻ってきました。