講座・試験・その他
- 講座
おもに語学の授業の終了後に実施されます。必修のものと選択のものがあります。必修のもののなかにはレポート提出が必須のものもあります。
選択の講座については8講座の中から2講座の選択が必要でした。自分は深く考えずに実施される順の比較的早い2講座だけを当初は選択しましたが、
事務室の許可をいただいて実施当日に追加しました。興味深いものがいくつもあると思いますのでせっかくの機会、どん欲に選択されることをおすすめしたいです。
- 自習
読んで字のごとくです。選択しなかった講座の時間、語学クラスによっては土曜日の午後などは自習の時間となります。居室に隠れていてはいけません。
語学のホームクラスの部屋などで勉強をする時間です。
- 自主計画
これも読んで字のごとくです^^;。おもに平日の19:30から21:30の2時間が自主計画の時間です。同じく語学のホームクラスの部屋などで勉強をする時間ですが、
自主講座などが実施されることもあり、それに参加することも可能です。いずれにせよ遊ぶ時間ではありません。
- 自主講座
隊員候補生が、隊員候補生を対象に講座を実施することができます。実施のためには事務室に届け出ることが必要ですが、場所や必要な機材を借りることができ、
また、レジュメなどのコピーのためにコピー機を使わせていただくこともできます。
- 体力測定
09/10(入所時)と11/03(終了時)にありました。項目は「上体おこし」「腕立て伏せ」「時間往復走」「立ち幅跳び」「立位体前屈」「5分間走」です。
5分間走はグラウンドで実施されますが2回とも雨天順延となって後日に5分間走のみするということになってしまいました。入所時より記録が落ちるとヤベ、
そんな話も聞いたことがありましたが、手抜きはいけません^^;。自分は手抜きをせずに(<当然)、ほんの少しですが記録を向上させることができました。
毎朝ランニングの成果かな、と思います。
- 田中長野県知事来所
09/13に田中長野県知事が訓練所にお見えになりました。昼食時に隊員候補生にあいさつをされ、食事をいっしょにされました。知事への質問も受け付けるとのことでしたので、
せっかくなので質問をさせていただきました。昼食時間の最後にその場にいた隊員候補生の多くが話題の「田中知事の名刺」をいただいていました。
自分ですか? もちろんいただきました(<かなりミーハー)。
- 避難訓練
訓練期間中に2回ありました。いずれも抜き打ちで予告はされません。1回目は09/14の昼間でした。午前中の語学の授業の最後あたりにあまり非常ベルらしからぬ音がなりました。
最初は「?」でしたが、近々避難訓練があるという話はあったので状況は飲み込めました。玄関前に集合後、消火訓練もありました。
各生活班(<1班は20名くらいでした)から1名ずつ、合計7名の隊員候補生と、語学の先生からなんと我が語学クラスの先生の計8名が消火器で実際に火を消しました。
「火事だー」と叫んでから火を消す隊員候補生を見て、日本語が話せないと自称する(<ただしなぜか日本語の歌は歌える・演歌も)英語の先生も「火事だー」
と叫んでから火を消しました。隊員候補生一同拍手喝采です。・・・が、しかし、実は「火事だー」と叫んだのではなく「ゴジラー」と叫んだとのことでした。
「日本人は火を消すときにゴジラと叫ぶものだと思った」とのこと^^;。
そしてもう1回は09/28の夜でした。21:30過ぎに公衆電話をしていると職員の方の数が普段の夜よりも多いことに気づきました。これで今宵は避難訓練か?と思いました。
以前に「近々避難訓練を実施する」「みんなの風邪が治った頃に実施する」と職員の方が言っていたそうですし、外泊される方もいる週末にはきっと実施しないはず、
そう予想していると23:10ごろにやはり避難訓練が始まりました。館内放送の後、外は寒そうなので着替えてから避難しました。(<ホンモノの地震のときはできないなあ。)
まだ9月とはいえ駒ヶ根の夜は寒かったです。
- 試験
試験は語学の中間・修了時の2回のテストの他に、入所時総合テスト・修了時総合テストというJICA/JOCVや国際協力関係の知識をおもに問うテスト、
保健衛生のテストがありますのでしっかり勉強をしておかなければなりません。自分は幸いにもいずれも1回で合格しましたが(<国担当の職員の方の
「あまり書いていない割には効率よく点数を稼いでいるなあ」を思い出します。)点数が悪いと再試験が待っています。講座をまじめに聴く、
しっかりノートをとっておく、これが王道です。
- 図書資料室
自分が入り浸っていた(と思う)場所の1つです。ブータン唯一の定期刊行物でもある新聞"KUENSEL"が定期的に届き、JOCVブータン隊員機関誌"DRUK"もそろっている
任国情報を仕入れるには格好の場所です。
- そして大切なこと
このページには書ききれなかった課業もたくさんありますが79日間の派遣前訓練が自体がある種の新しい体験でした。ここで出会った方々やその方々から学んだこと、
自分の文章力不足で書き留められない部分も含めて、しっかりと自分の中で大切にしたいです。