語学訓練
- 語学クラスについて
語学訓練は1クラス最大7人(だそうです)の少人数制で行われ、入所時のクラス分けテストの結果によりクラスが決定します。クラス分けテストは09/07にありました。
すべて3択または4択でしたが特にリスニングは惨憺たる結果でした。出来はリスニングは3割。文法が半分、読解が8割といったところだったと思います。
普通のテストなら点数のために(^^)わからないところは適当に選びますが、今回はそれは何の意味もありません。実力不相応のクラスになってしまっては困りますので、
わからないところは空欄にして提出しました^^;。
自分の英語のホームクラスは真ん中くらいのクラスだったようです。(<もっとも「特上」クラス以外はどんぐりの背比べという話もありましたがそうでしょうか?)
隊員候補生は自分も含めて6人(女性2人・男性4人)、自分以外の派遣国は南の島ばかり、なんともうらやまスィーかったです。(<自分だけ山の中だなんいて・・・。
でもブータンもお気に入りです。)
先生はスコットランド出身のナイスガイ(<まじ。)でした。英語大嫌いの自分最初のうちは聞くのも話すのも「できるんかいな?」と思っていましたが、
楽しく・厳しく語学訓練を受けることができました。とてもきれいな英語で、英語に慣れるとすっかり耳がついていくようになりましたが、
逆にブータンに来てからのブータン英語にはなかなか耳がついてきませんでした^^;。何しろ"thirty"が「ターティー」、"ask"が「アクス」になってしまう国ですから・・・。
って、どこの国へ行っても同じことですね。
ホームクラスとは別にテクニカルクラスがあります。語学訓練の一部の時間は、同じ職種(や似た(?)職種)
の隊員候補生で構成されるクラスでおもに技術英語を習得するための時間となります。先生はホームクラス同じ先生(<前職がプログラマーだそうです。)となりました。
実際にプレゼンテーションやレクチャーをしてみる、という内容でしたが、自分の場合はピターリ!とブータンですることと一致し、とても役に立ちました。
「鋭いツッコミを浴びせてくる隊員候補生をなんとか押さえろ」それが先生からの指令でしたが、この押さえる訓練はブータンではまるで役に立っていません、
なにしろブータンの方々はとてもやさしいので・・・(^^)。
- 語学の時間
語学の時間は08:45から11:40まで(09:35から09:50までと10:40から10:50までは休憩時間)と、13:00から14:50まで(13:50から14:00までは休憩時間)の1日5時間が基本で、
語学クラスによっては土曜日の午後は自習となっていたようです。テクニカルクラスはおもに訓練期間後半の火曜日と金曜日の午後に設定されていました。
- 語学試験
語学試験はは訓練期間中に2回あります。中間テストは10/09に、期末^^;テストは11/12にありました。基本的なスタイルは同じで08:50から10:20までの90分間がペーパーテスト、
10:40から11:00までがリスニング、そして13:00からがスピーキングの各100点満点のテストです。他の言語と比べると英語は楽だと言われますがまったくその通りです。
(ごめんなさい。>他の言語のみなさん) その分、遊びほうけないようにして自分なりの目的意識をもって勉強をしないといけないわけですが・・・。
これらのテストの点数も派遣国のJICA事務所に送られているそうです。
期末^^;テストのペーパーテストでは「中学校の英語の定期試験でも取ったことのない」点数をとって、「え、まぢ?」と思いました。いやあ、
ちゃんとやれば結果もついてこることもあるもんだと実感しました。(<意識的・無意識的につっついてやる気にさせてくださったみなさま、ありがとうございました。)
最大の苦手科目リスニングもいいとは言えませんがそこそこはできて入所時のクラス分けのテストよりは格段にいい出来でした。
そしてこれまで縁のなかったスピーキングのテストですがはっきり言って強面の某先生が試験官でしたが、 "Good Afternoon"とにこやかに(のつもり)試験室に入ると
"Bad Afternoon"と返されてしまう予想通りの展開にもめげずにこれもまたなんとか(?)乗り切りました。
- 語学クラスの感想
少人数で密度の濃い語学訓練を3か月近くも受けることができたというのはとても幸せでした。ずーっと英語ぎらいの自分でしたが、好きになったとは言いませんが、
楽しく訓練を受けることができました。いや、ほんとに、冗談でなくって。(文字から覚えなければならない他の言語だと違った印象を受けたのかもしれませんが・・・。)
同じ語学のホームクラスだったみなさまはきっときれいな南の海を見ながら活動にいそしんでいるんだろうなぁ・・・。