1次試験合格から2次試験合格まで
- 2001/01/10(Wed) ■ 1次試験の合格通知が届きました。
勤務先から帰宅すると電子郵便が届いていました。内容を見るまでもなく電子郵便ということは1次試験の合格通知です(^^)v。2次試験は1月25日となっていました。
日当と交通費と、東京・神奈川・千葉・埼玉以外からの場合は前日の宿泊費(一律支給・領収書不要)
が支給されるそうです。正直なところ、日当までいただいていいのかなとは思いました。
ちなみに札幌からの場合、飛行機を使うことになり領収書が必要とのことでした。(領収書不提出の場合は一番安い特定便割引運賃で計算するとのことでした。)
北海道と四国・九州が飛行機になっていたと思います。(<他はJRが基本で領収書不要でした。)
- 2001/01/24(Wed) ■ 再び東京へ行きました。
1次試験の際には好き好んで東京へ行きましたが今回は東京へ行かねばなりません。前泊して翌日の朝から試験でしたがせっかくの東京ゆきの機会、献血しない手はありません。
地下鉄麻生駅07:30発のバスで千歳空港ゆきに乗り、千歳からは09:00発のほぼ満席のJAL502便で羽田へ。1時間後のJAL504便を予約していたのですが変更してしまいました。
満席便の「空席待ち」を初体験してみました。
羽田空港からは京浜急行と京浜東北線常磐線で柏に移動して例によって献血好きなお仲間と合流してから昼食、そして午後一で柏そごう内の献血ルームで献血をしました。
1次試験の前日には浦安市のイクスピアリ内の献血ルームで献血をしたのですが、同じ千葉県内とは思えない差を感じてしまい、柏以外へ行けばよかったと思いました。
気を取り直して途中参加のお知り合いも交えて平日半額のマクドナルドで歓談(?)の後、常磐線でその途中参加のお知り合い宅に泊めていただきました。
さて、明日は無事に試験を乗り切ることができるのでしょうか。
- 2001/01/25(Thr) ■ 2次試験当日です。
東京の地下鉄をよく理解していませんが何も考えずに知り合いに教わったままに乗り広尾駅で降りました。2次試験の会場は青年海外協力隊広尾訓練センターです。住所では渋谷区広尾、
献血マニアなら反応しそうなところです。2次試験の内容は技術面接・人物面接・歯科検診・ふつうの検診^^;・制服の採寸でした。朝から夕方までかかることになっていますが、
ヒマな時間も多いです。受験時の注意事項にもありましたが本などは持参したほうがよいでしょう。他の受験生と話をするというのもよいでしょう(<席は職種ごとになっていました)
が、訓練所入所時に「あの人、いなくなっちゃったねえ」と言われるのも寂しいので自分はおとなしくしていました。
人物面接では「志望動機」「親などは協力隊参加についてどう言っていたか」「前の勤務先を退職するときはどうだったか」「海外での生活には不安はないか」
「語学には自信があるか」などを聞かれたと記憶しています。とてつもなく答えに困る質問はありませんでした。
また、世間の面接ではありがちな意地悪な意図の質問は自分にはありませんでした。言葉遣いを間違えないようにはっきりとありのままに答えられればそれでよいのかな思いました。
ただ、「語学は自信がない・きらい」などとはっきり言ってしまうのはまずいでしょう^^;。場の空気で「やべ、落ちた」と思いました。
技術面接ではこれまでのおもに業務経験の話でした。システムエンジニアと名乗れるような経験ではなく「当然ネットワーク構築やそのメンテナンスの維持の実務経験は
全くありません」と言うと「今どきそれではちょっと厳しいねえ」とのお言葉も頂戴しましたが、
「できないものはできないと先に言っておかないとあとで問題になるのは誰のためにもならないので」などなどかなり言いたいことをはっきり言っておきました。
「システムエンジニアはほぼ全員に技術補完研修を受けていただいているのでそのあたりの日程も考慮しておいてください」とのお言葉も頂戴し、
ここではとりあえず合格の「可能性」もあるかな、と思いました。
歯科検診では歯科医師が口の中をのぞきこみ「治療中ですね、かなりかかりそうですね。2か月くらいかな。」 これで終わりでした。
普通の検診は聴診器を当てるくらいのものでこれも特に問題なく、でした。
夕方近くになり「全て終わった方は退出してくださってもかまいません」との指示に従って会場を退出し、恵比寿駅から山手線、品川からは京浜急行で羽田空港へ行きました。
途中、車内で羽田19:00発のJAS121便をJ-SKYで予約し、羽田空港で20:05発のJAL527便の予約を取り消して変更手続きをしました。
(今回は特に行きがすんなり行けるかどうかアヤしかったので変更も可能な往復割引運賃で航空券を購入していました。よく考えると往復割引運賃よりも行きは片道普通運賃、
帰りは特定便割引運賃の組み合わせのほうが安かったのですね^^;。) 千歳空港からは例によって例の地下鉄麻生駅ゆきのバスで帰宅しました。
合格発表は2/16だそうです。例によって2/16に電子郵便が届けば合格です。さて、いかに・・・。
- 2001/02/16(Fri) ■ 2次試験の合格通知が届きました。
勤務先から帰宅すると電子郵便が届いていました。ということで合格でした。この時点では「合格です」というだけで隊次や任国はわかりません。
- 2001/02/17(Sat) ■ 隊次・任国がわかりました。
速達で合格通知書が届きました。平成13年度2次隊、任国はブータン、訓練所は駒ヶ根でした。要歯科治療の条件がついていました。
(<これは2次試験の歯科検診の結果です。) 訓練所入所6か月前以降の日付の完治証明書がいるとのことでした。訓練所入所は2001/09/05、
つまりあと3週間ほどは通院を引き延ばさなければはなりません。
(<早く完治させること自体はもちろん問題ありませんが、訓練所入所6か月前以降に改めて検査を受けて問題ない証明書を出さねばなりません。)
「要技術補完研修」の条件は書いてありませんでした。「ほぼ全員が対象」と聞いていたのできっと後日にでも別の通知があるものなのかなあととりあえずその場では納得しておきました。
(が、対象になっている場合は合格の条件として「要技術補完研修」と書かれているそうです。)
- 2001/02/19(Mon) ■ 受入希望調査表が届きました。
自分の配属先の「青年海外協力隊派遣受入希望調査表」のコピーが届きました。配属先(現地での活動先)や相手国からの要請概要が記載されているものです。
募集要項には記載されていない追加での要請分でした。県庁の職員の方などにコンピュータやインターネットの指導をさせていただくこと、
それから県庁側の情報システムのファイアーウォール、WWWサーバー、メールサーバーの構築指導をさせていただくことになっています。・・・、え、サーバーの構築指導・・・?
きっとマニュアルなしでさらさらと説明できることを求めているのではなくて基礎知識をもっていてマニュアルを理解して指導できればよい、そう解釈することにしました。
- 2001/03/05(Tue) ■ 歯科治療が終わりました。
2次試験前から通院していた歯科治療が終了しました。完治証明書を書いていただいてこれですっきり、です。
大したことのないものでも医者に書いてもらうとなると費用がかかると勝手に(?)思っていたのですが、これは無料でした。
・・・が、よく考えてみると「訓練所入所6か月前以降」とは本当は2001/03/06以降でなければいけなかったのでは?とも思います。(<気にしないで次っ!)
- 2001/04/10ごろ ■ 新しいパソコンを購入しました。
任国で使うことを前提に新しいパソコンを購入しました。これまでのパソコンはCeleronの400MHz、メモリは128MB、ハードディスクは6GB、
ディスプレイは15.1インチのTFT液晶のEPSON製のデスクトップパソコンでした。新しいパソコンはCeleronの400MHz、メモリは128MBとここまでは全く同じで、
ハードディスクは10GB、ディスプレイは12.1インチのNEC製のB5ファイルノートパソコンです。
何店かパソコンショップを回って探してみましたが、なかなかバリュー(?)なものがなく、見つけても一晩考えている間に売約済みになったりでしたが、
結局はNECのウェブサイトのアウトレットで購入しました。128,000円でメモリも128MBに増設済み、外付けのFDドライブもCD-ROMドライブも標準添付、
さらにLANポートもありとなかなかいいお買い物をしました。
ちなみに一部のメーカーでは海外サポートを行っていますが、青年海外協力隊が行く国の多くはサポートの対象外であることが多いようで、
結局は「保証対象外だけどちゃんと動く」状態で使っている先輩隊員が多いようです。ということでどこのメーカーでも平気でしょと思いました。
(<メーカーを問わず電圧安定器が必要か否か・電圧・電源コネクタの形状・モデムのモジュラーの形状などについて確認は必要です。)
- 2001/04/13(Fri) ■ 技術補完研修対象外でした。
ちょうど平日(<しかも13日の金曜日)に休みがありました。そろそろ退職日も決めなければならない、それに充実した内容だと先輩隊員の方のウェブサイトにも書かれている
技術補完研修の対象に自分がなっているのかを確かめるべく、青年海外協力隊事務局に電話をしてみました。応対してくださったのは女性の職員の方でした。
丁寧に調べてくださったのですがやはり対象になっていないとのこと。「試験の成績が優秀だったからではないでしょうか。語学もしっかり勉強されておいてください。」
とのお言葉を頂戴しました。技術面接の際にはっきりと「経験がありません」と言った内容が受入希望調査票で要求されているというのに、
「ほぼ全員が技術補完研修の対象になります」の「ほぼ」の中に入らなかったとは自分としては予想外以外の何者でもありませんでした。
面接でいらんことを言い過ぎたせいかもしれません^^;。