Index > コンテンツお品書き > 何かあったときだけ追加される日記@ブータン

ティンプーツェチュ [17th-18th September 2002]
Thimphu Tshechu



 ティンプー(Thimphu)ツェチュは09/15(Sun)からすでに始まっていましたが、09/16(Mon)の午後にガサ(Gasa)温泉&ウオンディ(Wangdue Phodrang)ツェチュから戻ってきました。 ちなみにこのツェチュ(Tshechu)、「10日」を意味するらしいのですが、あくまでもブータン暦の「10日」、よって太陽暦でのツェチュの日付は毎年変動します。 各ゾンカックのツェチュの期間中は各ゾンカックの祝日となりますので、新年の祝祭日が発表される年末には自分の住んでいるところのツェチュの日程はわかります。 他の地区のことはきっと旅行会社関係の方に聞くのが一番確実だったりします^^;。

 自分にとっては初めてのティンプーツェチュだったわけですが、今回は3日目と4日目に行ってきました。 普段は観光客は入れないタシチョゾンですがツェチュ期間中は形式だけの^^;ボディチェックだけで身分証明書などのチェックはありませんでした。 なぜ「形式だけ」と書けるのか、それはゴの中にフォークとスプーンを持っていても通れてしまったからです。

 タシチョゾンのすぐ近くで普段はここを通らないはずのNo.1のシティバスを見かけました。今日はシティバスも含めて妙にデコレーションした車が多いなあ、 もしかしてツェチュスペシャル?と思っていたのですが、偶然、インドの「機械に感謝する期間」と重なっていただけのようでした。

 階段を上るとすでに人、人、人・・・。わずかな通路らしいスペースを除いて身動きがとれないくらいです。が、そこで止まっている間にも後ろから人、人、人・・・。 こんなに人を見たのは06/30のサッカーの試合"The Other Final"以来です。が、中に入ってしまうと人で埋まってはいますがかなり好きなところへ移動できました。 普段は撮影禁止のゾンの中(の中庭)もツェチュ期間中は黙認らしく、自分もバシバシと写真を撮ることができました。

 さて、ツェチュのプログラムですが、マスクダンスとRAPA(Royal Academy of Performing Arts)や歌と踊りが繰り返されます。 ストーリーがあるそうですが素人の自分にはよくわからず^^;、ただ見ていただけでありますが知っている人が踊っているっていうのはなんともうれしいものです。 (RAPAのお姉さまたちは知り合いの知り合い=知り合いであります。)

 午後に Blessing があったのでそれに並んでみました。一部横入りをするブータン人もいましたがほとんどのブータン人とともにきちんと待つこと2時間、 ブータン人の信心深さを感じさせます。ちょこっと(10Nu=25円でも十分)お布施、頭をなでられて、ひもを1本もらってこれで Blessing はおしまいです。・・・、 あっけなかったです^^;。ツェチュは午前中はかなり混むようですが、午後、夕方とだんだんと空くようです。Blessing の列もしばらく待つと15分待ちなどになってしまい、 ちょっと悔しかったりもします^^;。

City Bus with Special Decoration デコレーションされたバス Tshechu Scene (1) ティンプーツェチュのひとこま (1)
Tshechu Scene (2) ティンプーツェチュのひとこま (2) Tshechu Scene (3) ティンプーツェチュのひとこま (3)
Tshechu Scene (4) ティンプーツェチュのひとこま (4) Tshechu Scene (5) ティンプーツェチュのひとこま (5)
Tshechu Scene (6) ティンプーツェチュのひとこま (6) Tshechu Scene (7) ティンプーツェチュのひとこま (7)
After Festival (1) 祭りのあと (1) After Festival (2) 祭りのあと (2)


 夜は市街地の中の中心部にある時計台広場特設ステージでのライブやらメインストリートの露店などを見に行きました。 メインストリートの露店は主に飲み物・食べ物が多かったです。ビール、ジュース、そして定番のモモ(ブータン餃子)、ドーナツのようなもの、 ポカラ(ちょっぴりスパイシーなかきあげのようなもの)、チリチョップ(とうがらしを揚げたものでそれにとうがらしのソースを付けて食べるという理解できない^^;食べ物) などの定番がメインですが中にはルーレットで景品が当たるらしいもの、的に当てると景品がもらえるらしいものなどもありました。 メインストリートはこのため通行止め、街の中心の交通整理のお巡りさんの台もピザ屋さんになってしまっていました。 「こ、ここがブータン?」と思わせますが、メニューや味は「やっぱりブータンだなあ」でした。ホッ。

 時計台広場前の特設ステージはGLAYの北海道石狩市青葉公園の道路挟んだ工業団地売れ残り空き地特設ステージ(わかる?)にはかないませんがそれでも推定1万人弱の人出、 そして巨大スクリーンも用意されていました。これまた「こ、ここがブータン?」でした。昼間のツェチュでブータンの伝統的な踊りをしていたRAPA(Royal Academy of Performing Arts)の踊り手のお姉さま方(はっきりいってきれい!)が夜には「別会場ツェチュ」のライブを見に来ていたのには驚きました(^^)。

また、これに合わせて電化製品や家具のお店ではセールをしたところも多かったようです。テレビがあってもいいかなあとは思いましたが、 セールめぐりよりもホンモノツェチュと別会場ツェチュで忙しくて結局は買い物をしませんでした。

Street near Clock Tower 時計台広場近くの通り Audience of Clock Tower Stage 時計台広場特設ステージの観客(夕方)
PPolice Stand at Main Traffic (?) 店になっている交差点の交通整理 Shpo on Main Street of Thimphu メインストリートの露天
Clock Tower Stage 時計台広場特設ステージ Audience of the Clock Tower (Night) 時計台広場特設ステージの観客(夜)




Index > コンテンツお品書き > 何かあったときだけ追加される日記@ブータン