2回目の出張(ウォンディフォダン) [28th April-4th May 2002] Part2
2nd Offical Trip to Wangdue Phodrang Part2
- 2nd May 2002(Thr) ■ 出張5日目
今回の出張は初の「期間中に祝日が入っている出張」です。祝日の5/2(Thr)に何をしようか(<そりゃ旅に出たいね!)ともちろん考えていたのですが、
ダショーゾンダなどの計らいで「冬には」オグロヅルが飛来するフォブジカ(Phobjikha)とその行く途中にあるガンテゴンパ(Gangte Goempa)へ行くことができました。
ガンテゴンパの内部へ入ることのできる許可もいただけました。メンバーはウォンディフォダンゾンカックの職員の方々(にゃんと若い女性ばかり3人(=^^=))、
同期のシステムエンジニア隊員、自分、そして配属先ののドライバーで、車は配属先ののハイラックスです。
8:30にホテルを出発してまず街でバターと線香を買いました。お寺に見学に行く場合は必須のアイテムと言っても過言ではありません。バターはバターランプに、
線香は・・・説明不要ですね^^;。1か月前にも東へ向かったときにも通ったナショナルハイウェイを東へ、途中から霧と雲の中をひたすら進みます。
灰色のサルを何度か見ましたが写真を取り損ねました。(がっくり。)
しばらく行ったところで道路に大きな石がごろごろと転がっています。や、やべ、こんなところで崖崩れ、
ロードブロックか?と思いきや20mくらい上からパワーショベルが崖を切り崩して石を落としているだけでした。(これでもいちおうナショナルハイウェイのはずなのですが^^;。)
パワーショベルの運転手は作業をやめましたが下に降りてくる気配はありません。待っていても仕方ないので「仕事するべ」と6人がかりで石をよけました。
(<おい、手伝いしる!)
出発してから2時間ほどでと別れてフォブジカへの道へ入ります。フォブジカはブータンでは珍しい草原風の風景の場所で、
パロに代わる国際空港の候補地の1つともなっているそうです。(首都から車で5時間という立地ってどうも・・・。まあ候補地の1つで終わってしまうのがお約束)
途中、BHU (Basic Health Unit=診療所)を見学して(社会見学でもあります(^^))、フォブジカの草原でお茶をしました。紅茶もお菓子もすべて若い女性ばかり3人(=^^=)
(<いつまで喜んでいるんだ?)がご用意してくださいました。
フォブジカ小学校
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フォブジカ
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お姉さま方&ドライバー
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ガンテの丘の景色
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フォブジカからガンテゴンパへ移動しました。ガンテには「城と城下町」といった雰囲気もありました。
ガンテゴンパは数日前に強風のため屋根が吹き飛んでしまってちょうどその修理中でしたが、村人が大勢出て修理をしていました。
ちなみにガンテゴンパは学問のお寺として有名だそうです。
戻る途中で昼食の予定でしたが途中から雨が降り出してしまい、夕方近くに帰り道に途中のレストランで場所を借りての昼食(昼食もご用意いただきました)
となってしまったのは残念でした。ですがもちろん楽しい休日でした。
ガンテから見たフォブジカの景色
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ガンテゴンパ
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- 3rd May 2002(Fri) ■ 出張6日目
ワークショップ最終日です。近くの割には返っていろいろとあって貴重な経験をしたワークショップでしたが・・・。
今日までは人数の関係で午前と午後のクラスに分けていましたが、この日は少しだけパターンが違って午前中は Excel、午後は Word として「出たいほうだけ・
あるいは両方出ても出なくてもいいですよ」という感じにしたところ、インターネットよりは関心が低いのか(?)人数が少なくなりました。
午後4時前から撤収を開始して、午後5時には撤収を完了しました。3回目ともなると撤収は早くなりました。
- 4th May 2002(Sat) ■ 出張7日目
いよいよ出張最終日ということで当然ホテルでは会計です。高級リゾートホテルだけにどきどきしましたが、払える範囲内でした^^;。
(レストランではできるだけ安いメニューを探して選んでいたという話も・・・。) ちなみに普通に泊まるとNu.1,200(3,200円)以上とのことですが、
ブータン人の比較的若い公務員の月収の1/4〜1/3が1泊で飛んでしまうという計算になります。
8:30ごろに高級リゾートホテルをとってくださったダショーゾンダ公邸にお伺いしてお礼のあいさつをしてから帰路につきました。
途中、ティンプーへの道と別れてプナカへの道へ少しだけ入ったところにあるチミラカン(Chhimi Lhakhang)というお寺を見学させていただきました。あぜ道などを歩くこと約25分、
小高い丘の上にあります。子宝の祈願をするお寺だそうで、遠く日本からもお参りに来られて子宝に恵まれた方もいる、とのことだそうです。
(ブータンではお坊さんが子供の名前をつけるのが一般的です。このお寺のお坊さんに頼むとみんなチミ(Chhimi)さんになってしまうとか・・・?)
チミラカンからティンプーまではわずか2時間ほど、前回の出張とは比べものにならないくらいにあっけなく、14:00ごろにティンプーに戻りました。
チミラカン(1)
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チミラカン(2)
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チミラカン(3)
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チミラカン(4)
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チミラカンからの景色(1)
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チミラカンからの景色(2)
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