避寒のプンツォリンゆき [12th-14th January 2002] 1st Visit to Phuentsholing for Wintering
ティンプー(Thimphu)から国道(National Highway)を南へ下ること7時間、172kmでインド国境の街、プンツォリン(Phuntsholing)へ行くことができます。
ティンプーの標高は2,400mですがプンツォリンの標高はわずか200mほどで亜熱帯気候、この時期なら避寒に最適です。そして何よりインド国境の街だけあって物価も安いのです。
ということで避寒と買い出しをかねてお出かけしてみることにしました。外国人はティンプーとパロ以外へ移動するためには内務省(Ministry of Home Affairs)
へ申請して入域許可証(Road Permit)を取得しなければなりません。
チェックといっても大したものではなく"Going down ?" "Yes, to P/Ling"か、"Going up?" "Yes, to Thimphu"で終わりです。スタンプを押してもらって
日付とサインを書いてもらっておしまいです。上り(プンツォリン→ティンプー)の場合はIDカード(ブータンに住んでいる外国人は持っています)も見せる必要があることが
多いようです。
チュカのチェックポストまでで約3時間、距離の上では半分以上ですがこの先の道がかなり悪く、時間の上ではまだ半分弱です。そろそろ疲れてきたなぁ・・・
と感じだしたあたり、プンツォリンまで残り70km弱の山の中(この国はどこでも山の中ですが)で、「はっ!」と思わせる看板がありました。いきなり
"DONATE YOUR BLOOD"(献血しる!)です。え、こんなところで献血できる場所があるの? いや、こんなところに献血ルームなんぞあるわけが・・・。
そんな感じで初めてプンツォリンへ行ったときには幻かと思ったのですが、2回目のときによーくチェックしてみると
"DON'T DONATE YOUR BLOOD ON THE ROAD" (道路に献血するな!)
"DONATE YOUR BLOOD TO BLOOD BANK" (Blood Bank に献血しる!)
大した買い物はしなかったのでタクシーを使うほどでも、そんなわけで帰りもバスにしました。プンツォリン 01/14 11:00発の LeksolTransport Service の MINI Bus
でお値段は115Nuでした。プンツォリンのバスターミナルは竹を編んだかごのような壁が印象的な建物とただの空き地という感じです。
サンドペルリ寺院
サンドペルリ寺院の庭
バスターミナルの建物
プンツォリンバスターミナル(その1)
プンツォリンバスターミナル(その2)
プンツォリンバスターミナル(その3)
帰りは来た道と全く同じです。(それしか道路がありません。) 途中で30分前のバス(<写真「プンツォリンバスターミナル(その1)」の左から3台目のバス)
が故障してその修理を助けたりといったハプニングがあってティンプーへ戻ってきたのは19:30過ぎでした。やぱーり、バスは COASTER がいいですね、
MINI Bus はちょっと疲れました。(<8時間も乗れば何に乗っても疲れますが・・・^^;。)