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マイレージサービスの選択 各論

 ここではどのマイレージサービスに入会するか、どのマイレージサービスにマイルを積算するかの判断材料となるポイントのうち、 重要なポイントをさらに具体的に書いてみます。



 一般に日系(JMB,AMC)は2年後の年末=12/31に積算されたマイルが消えるようになっています。2003年に積算されたマイルは2005年12月31日に消えてしまいます。 これは世界のマイレージサービスの中でもかなり短い部類です。他のマイレージサービスの場合、「無期限」「最後のマイル獲得・使用日から3年間」 「最後のアライアンスメンバーのフライトマイル獲得日から3年間」「5年間」「3年後の4半期末」などがあります。フライトマイルがなかなか貯まらない国内線をメインとする マイラーこそ日系以外のマイレージサービスを検討する必要があると言えるでしょう。

 年に国内線を数回使う程度の日系マイレージサービスでマイルを貯めるマイラーにとって、クレジット会員となることは限りなく必須でしょう。 基本的に2年間+αで15,000マイル貯めなければ特典航空券を獲得できませんので、計算上1年あたり5,000マイル以上を貯めることが必要となります。 5,000マイルを札幌〜東京のフライトマイルだけで貯めるとすると普通運賃などの場合でも5往復する必要があります。 最近では航空会社があの手この手の「ヘビーユーザー囲い込み策」をしていて、それにそそのかされてフライト数を増殖させている修行僧と呼ばれる人種も存在しますが、 一般的には出張の多い方か、遠距離恋愛をしている方、あるいは北海道の献血カードがきらいでよく北海道外に献血しに出かける方でないと特典航空券への 到達は厳しいでしょう。

 きびしい理由は「フライトマイルだけではなかなか特典航空券の必要マイルに届かない」「有効期限が短い」の2点です。 フライトマイルだけで届かないのならそれ以外のマイルを貯める方法を考えるしかありません。 インターネット予約やチケットレス購入によるボーナスマイルをゲットすることはもちろんのこと、 航空会社の時刻表やマイレージ会員向けのお知らせなどに記載されているキャンペーン情報は見逃さないようにしたいものです。 また、ホテル・レンタカー・電話などの提携会社の利用でマイルを貯めることもできますが、ホテル・レンタカーについては各種割引が効かなくなることがほとんどのようです。 やはりフライトマイル以外でマイルを貯める一番のおすすめ方法はクレジット会員になることでしょう。 有効期限についてはまずどうにもなりません。クレジット会員となっても必要なマイルを貯められそうになければ、カード有効期限のない・緩いマイレージサービス、 一般には米系のマイレージサービスにマイルを貯めるしかなさそうです。

 次の表はキャンペーンを活用したクレジット会員とキャンペーンを活用しない非クレジット会員との差を示す例です。運賃・キャンペーンなどは2004年4月1日現在のもので、 当然今後変更される可能性もありますが、あくまでも例ということでご了承ください。(条件は次の通りです。区間は千歳=羽田、 利用運賃は「JALバーゲンフェア」または「ANA超割」。クレジット会員(一般)の例はインターネットで予約をしてJALカード(ショッピングマイルプレミアムにも参加)・ ANAカードでチケットレス決済・マイル積算した場合です。)

- クレジット会員(一般) 非クレジット会員でインターネット予約・チケットレス決済のいずれもしなかった場合
フライトマイル766マイル(区間マイル511マイル×割引運賃なので75%×往復なので2)
インターネット予約マイル100マイル(50マイル×往復なので2)なし
チケットレス決済マイル200マイル(100イル×往復なので2)なし
カード会員の
ボーナスマイル
102マイル(区間マイル511マイル×10%×往復なので2)なし
航空券代金
ショッピングマイル
22,200円(「チケットレス割引」「プレ割」対象で約2%引き=片道11,100円)
444マイル(相当)(100円で2マイル(相当))
22,600円(片道11,300円)
積算できたマイル1,612マイル(相当)766マイル





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