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受付・問診票記入

受付

献血会場に足を踏み入れると、あなたを待っているのは受付嬢(か?)のにこやかな笑顔です(のはずです)。 「献血カードはお持ちですか?」と尋ねられますので、献血カードあるいは献血手帳をお持ちでしたらそれを出しましょう。

初めての献血の方は献血カードも献血手帳もお持ちでないはずですから、「初めてなんですぅ(^^)」とちょっぴり緊張しながら言いましょう。 そうすると「献血初体験さん」ということで、中の人はちょっとお手柔らかにサービスしてくれるかもしれません。(してくれないかもしれません。)

献血カードは全国共通で、献血の履歴の記録となるものとされていますが、その割には過去3回分しか履歴は表示されません。 献血カードの印字面の上のほうに印刷された10桁のコードが「献血者コード」というもので、 このコードで血液型・献血履歴や氏名・生年月日・住所などのデータが管理されています。 この「献血者コード」あるいは「氏名と生年月日」で全国どこの血液センター・献血ルームなどからでも検索できるようになっているそうで、 問診票に住所・氏名などを印刷していただけます。旅先での献血でも献血申込書に住所などを書く手間も省けてとても便利になりました。(1999年5月11日からこのようになりました。)  おかげで、旅先などで荒々しく献血をしようとしても悪いことは見つかってしまいますので、よからぬ考えは起こさないようにいたしましょう。

なお、2004年10月1日から全国的に「本人確認」が実施されるようになりました。 「献血受付の際に、ご自身を証明できるものの提示にご理解ご協力をお願いします。」「ご提示いただくものの例: 運転免許証・パスポート・健康保険証」 (献血時「本人確認」へのご協力のお願い: 日本赤十字社のウェブサイト)となっています。 「免許持ってないし、パスポートとか健康保険証なんて普段持ち歩くものではないだろ」というツッコミはあると思いますが、 「社員証・写真付学生証・クレジットカード・銀行カード・学割定期券・診察券・身分証明書IDカード・公共料金の通知書・ 納税証明書・検査サービス通知書・献血依頼書でも確認いただけます。」 (本人確認実施のご案内: 新潟県赤十字血液センターのウェブサイト)ともなっていました。

加えて、2013年1月6日から「献血の同意説明書」の内容を理解し、献血に同意しないと、献血できなくなりました。 同意しちゃうと、もし後々裁判沙汰になったときに「副作用が起こるってことにあなたは同意していますね!」などと、 不利な証拠になったりしないのかな、なんて不安を感じながら献血をする今日このごろです。 赤十字って裁判沙汰になったときにはものすごく必死になるというイメージがあるもので。 (「献血の同意説明書」による説明を平成25年1月16日から開始: 日本赤十字社のウェブサイト)

補足

  • 献血前に脂っこいものを食べていた場合、白く濁って、成分献血の分離ができなくなる「乳ビ」が起こる場合があります。 献血前に「トースト1枚・牛乳1杯で乳ビが出る方」、あるいは「ラーメン1杯でも乳ビが出ない方」などさまざまですので一概には言えませんが、 献血前には脂っこいものを避けるといった注意は必要だと思います。
  • 献血手帳・献血カードを忘れた場合でも献血は可能です。その場合、新しい献血カードを発行されるケースが一般的です。 毎回忘れると献血の記念になるとか、3回に1回忘れると献血カードに印字された献血履歴で過去の履歴がわかるとか、まあ、そういうこともあります。
  • 献血会場によっては職員の方から直接「携帯電話をお持ちでしたら電源を切っておいてくださいね」と言われる場合もあります。 貼り紙よりも格段に電源を切り忘れる可能性が低くなります。さらに親切な献血会場になると「電源を切ることができない場合は受付でお預かりいたしますのでご遠慮なくお申し出ください」 といった趣旨の貼り紙がされている場合もあります。

献血申込書・問診票記入

まず希望する献血種別を聞かれます。(献血の種別については献血の種類をご覧ください) 血液センターのコンピュータにすでに住所・氏名などが登録されている方については「献血申込書(診療録)」に住所・氏名・希望する献血種別を印刷していただいたものを渡されます。 登録されていない方は住所・氏名などを自分で記入することになります。住所・氏名などのほかには、職業・勤務先・身長・体重などの欄があります。 基本的に「献血申込書(診療録)」の書式は全国共通です。

なお、200か400か、あるいは血漿か血小板かについては「献血者の同意」はほぼ建前上の話となっていて、血液センター側の都合で勝手に決められるところも少なくありません。 そのような場合、逆らうと小言を頂戴するということもあることは知っておいて損はありません。後で文句を言うとお小言の「倍返し」を頂戴しますから、 曲げがたい希望がある場合には、受付の段階で「全血で」と言われたら200なのか400なのか、「成分で」と言われたら血漿か血小板かをその場で希望を言い、 血液センター側の都合で希望通りにならない場合には、どうするのか(「だったらやらない!」なのか)をはっきりさせておくことをおすすめします。 献血種別の選択も含め献血自体が「献血者の同意」で成り立っているものですが、それをすっかりお忘れの職員の方も少なからず存在します。

なお、献血マニア的な諸事情がある方は行きつけの献血ルームを作っておいて、えらい人に事前に理解を得ていたほうがよいでしょう。地方ほどその点は親切で、 都会は(自粛)の傾向があるように思えます。

献血申込書の裏が問診票になっています。現在の問診票では23個の質問があります。(あれ、成分献血の場合は別の紙に3個質問があったはずですが・・・?)

2006(平成18)年3月10日(金曜日)から大半の血液センター・献血ルームで、献血者が画面に表示される質問(問診票に書いてあるものと同じもの)に「はい」「いいえ」 などをタッチパネルで回答すると、キヤノン製のプリンタ(最近は別のメーカーになっているのかもしれませんが)が自動的に所定の位置に黒でマークを印刷してくれるという、 献血者のマークをする手間と、受付職員と問診医の確認する手間&確認ミスの責任を機械に押しつけることのできるマーベラスなシステムが導入されています。 (一部の献血会場では遅れて導入あるいは未導入です。その場合、自分でマークします。)  このつまらない「システム」とも呼べない中学生の夏休みの宿題レベルの代物にいくらお金かかっているのか余計な心配をするとともに、 開発元のNTT東日本北海道支店はどれだけ儲けたのかに興味があります。

これをクリアすると、いよいよ奥の間(?)にご案内されて、「事前の血液検査・血圧測定・問診」へ進みますが、混んでいる献血ルームではここで待たされることもあります。

補足

  • 問診票の予習は平成23年4月1日から「問診票」が改訂されます : 日本赤十字社のウェブサイト)でどうぞ。
  • 問診票の1番が「はい」で後はすべて「いいえ」でなければ献血できない、というものではありません。たとえば海外に住んでいたことがある、海外旅行をしたことがあるからといって献血ができないわけではなく、 その場所や期間などによって献血ができない場合がある、ということです。この問診票の記入内容や事前検査の結果などをもとに問診医が総合的に判断をなさるそうです。

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