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お釣りの出る券/出ない券

  • お釣りの出る・出ないを知っておくことは重要です。お釣りの出る券は偉大です。
  • お釣りの出る券は低額面な券よりも高額面の券がお得になります。
  • お釣りの出ない券は高額面な券よりも低額面の券のほうが使いやすいです。
  • 複数枚使うときは「お釣りの出る券1枚+お釣りの出ない券」の組み合わせが有効です。

計算してみましょう

10,500円の買い物の場合

10,500円の買い物(10,000円+消費税5%)の場合で計算してみましょう。いずれの金券類も2%引きであったとします。

  1. お釣りの出ない券を10,000円分を買って500円を足した場合: 実質10,300円(9,800円+500円)
  2. お釣りの出る1,000円券を11枚(11,000円分)買った場合: 実質10,280円(980円×11-お釣り500円)
  3. お釣りの出る5,000円券を3枚(15,000円分)買った場合: 実質10,200円(14,700円×3-お釣り4,500円)
  4. お釣りの出る10,000円券を2枚(20,000円分)買った場合: 実質10,100円(19,600円×3-お釣り9,500円)
  5. 10,000円のプリペイドカードを1枚を買って500円を足した場合: 実質10,300円(9,800円+500円)
  6. 10,000円のプリペイドカードを2枚を買った場合: 支出は19,600円・手元に残るのは9,500円使えるプリペイドカード

さて、最も得なのはどれでしょうか。4番と6番がいい勝負をしているように見えます。いずれも支出は19,600円であるのは同じですが、 4番では手元に残るのは現金9,500円。6番は9,500円残ったプリペイドカードです。現金とプリペイドカードなら現金がいいに決まっています。 プリペイドカードは金券ショップ(金券屋・チケットショップ)で安く買えますが、現金は安く買えません。プリペイドカードは特定の場所でしか使えませんが、現金はどこでも使えます。

もう少し正確に計算をしてみましょう。はじめに現金を19,600円を持っていると仮定します。金券ショップ(金券屋・チケットショップ)で必要な金券類を買ってから買い物をし、 その後に財布に何が残るかを比較してみます。プリペイドカードの価値は現金よりは低いわけですから、プリペイドカードの残高10,000円は現金9,800円と同じ、 つまり98%に換算してみます。

  1. お釣りの出ない券を10,000円分を買って500円を足した場合: 実質10,300円で買い物=現金が9,300円残ります。
  2. お釣りの出る1,000円券を11枚(11,000円分)買った場合: 実質10,280円で買い物=現金が9,320円残ります。
  3. お釣りの出る5,000円券を3枚(15,000円分)買った場合: 実質10,200円で買い物=現金が9,400円残ります。
  4. お釣りの出る10,000円券を2枚(20,000円分)買った場合: 実質10,100円で買い物=現金が9,500円残ります。
  5. 10,000円のプリペイドカードを1枚を買って500円を足した場合: 実質10,300円で買い物=現金が9,300円残ります。
  6. 10,000円のプリペイドカードを2枚を買った場合: 手元に残るのは9,500円使えるプリペイドカード=9,310円分の価値があるものが残ります。

4番、つまりお釣りの出る10,000円券が最もお得でした。このようなことから実際には金券ショップ(金券屋・チケットショップ)では高額面の商品券は 低額面の商品券と比較して割引率が小さくなっていることが一般的です。極端な場合、9,800円で買った10,000円の商品券で50円の買い物をしてお釣りをもらうと9,950円の 現金が手に入るということがあるため、高額面の商品券ばかりを買い求める人もいるくらいなのです。

1,029円の買い物の場合

では、もっと身近な例です。1,029円の買い物(980円+消費税5%)の場合はどうでしょうか。

  1. お釣りのでない10,000円券: 使えません
  2. お釣りのでない1,000円券1枚に現金を29円足した場合: 実質1,009円(980円+29円)
  3. お釣りの出る1,000円券2枚を使った場合: 実質989円(1,960円-お釣り971円)
  4. お釣りの出る10,000円券を1枚使った場合: 実質829円(9,800円-お釣り8,971円)

やはり4番、つまりお釣りの出る10,000円券がお得です。

問題点と結論

商品券とプリペイドカード、またどの額面でも割引率が同じであるとすると、お釣りの出ない券は高額面な券よりも低額面の券のほうが使いやすいお釣りの出る券は低額面な券よりも高額面の券ほうがお得になるということがお分かりいただけたと思います。

しかし、ここで実際には問題があります。ほとんどの場合、お釣りの出る券は自社発行の商品券です。つまりその百貨店やスーパー(のグループ)でしか使えません。 (数少ない例外の1つは百貨店名が中央下に書かれている緑色の全国百貨店共通商品券です。) 1円でも安い買い物をするためにスーパーをはしごするためには、 その種類だけ商品券を金券ショップ(金券屋・チケットショップ)で買い探すことになってしまいます(義務ではないですが)。それだけの種類を確保するのも大変ですし、 商品券で財布が分厚くなってしまいます。お釣りの出る商品券を十分な量確保することは難しいでしょう。

百貨店や大手スーパーなどで幅広く使えるクレジットカード会社などのギフトカードと、お釣りの出る商品券を組み合わせて使うこととすれば、お釣りの出る商品券を多く確保する必要はありません。 また、ギフトカードは商品券に比べて金券ショップ(金券屋・チケットショップ)で入手しやすい傾向にありますので現実的です。例えば5,145円の買い物をする場合、「お釣りの出ない券5,000円券+お釣りの出る券5,000円券」あるいは 「お釣りの出ない券5,000円分+お釣りの出る券1,000円券」といった組み合わせで払えばお釣りが出ます。(レジ操作で手間取られることはよくありますが。)

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